理事長あいさつ
人生の質を高める、
心に寄り添うサポートを。
昭和初期、名古屋市熱田区にある青大悲寺が設立した養老院が、青大悲福祉協会の始まりです。以来80年以上にわたり、身寄りのないお年寄りの方々に生活の場と心に寄り添うケアを提供してまいりました。如来教の寺院が主体ということもあり、「すべての人間は平等である」という如来の教えをもとにした理念は、創業時より変わっておりません。お年寄りを支えるだけでなく、これまでの生き方を尊重・尊敬しながら互いに成長していくことこそ、介護・福祉の意義なのではないかと考えています。
近年は高齢化社会が進み、お年寄りを取り巻く環境も変化しています。それにともない、人材の確保や建物の改修、災害時の対応や行政との連携といった、私たちが向き合うべき課題もますます多様化しています。いかに時代が変化しようとも「入所者の幸せとは何か」を常に追求しながら、入所者一人ひとりがより長く充実した生活を送れるように、人に寄り添うていねいなサポートを心がけてまいります。
理事長
中條 直樹
施設長あいさつ
暮らす人、働く人にとって
幸せな施設を目指して。
清月荘は、環境や経済的な要因で生活が困難なお年寄りを対象にした養護老人ホームです。定員60名に対して職員30名という手厚いサポート体制や、全室個室などの充実した設備、また一人ひとりの個性を大切にしたケアを特徴としています。入所の方々がいかに充実した豊かな生活を送るサポートをすることが私たちの使命です。
これからの時代は、戦後に生まれた方々や、団塊の世代の方々も新たに入所されることでしょう。
また現在、働く職員の年齢層も以前と比べて若くなってきています。入所の方々、そして職員の価値観が変化してくるなかで、生活の要望に応えるだけでなく、それぞれのニーズに合った環境を整えていかなければなりません。
清月荘では、働く職員にとって「仕事が楽しい」と感じてもらえる環境をつくるべく、職員のやりがいを重視したセクション体制の導入に加え、産休・育休の整備など、働き方改革にも積極的に取り組んでいます。入所者の笑顔に貢献することはもちろん、職員一人ひとりがキャリアを活かし、元気に挑戦し続けられる施設づくりに、今後も邁進してまいります。
施設長
山上 鈴子